高野豆腐の栄養

旭松食品の高野豆腐ブランド「新あさひ豆腐」
創業以来受け継がれたこの味に新しい製法が加わり、進化を遂げています。

スーパー食材 高野豆腐

栄養素の半分が植物性たんぱく質!
フレイル予防にも

「畑の肉」と言われる大豆の成分を抽出・濃縮した高野豆腐は、豊富な栄養素を含んでいます。なかでも特筆すべき特徴点は、高野豆腐の半分が植物性たんぱく質(51.7g/100g)だということです。
さらには美容や健康維持に必要なカルシウム(490mg/100g)や鉄分(5.8mg/
100g)も豊富。また、昨今話題のフレイルを予防するためには、たんぱく質の摂取と口腔機能の維持が重要とされています。高野豆腐は高たんぱく質で、しっかりと咀嚼できるからフレイル予防に効果的です。まさに高野豆腐は現代社会には欠かすことのできない、スーパー食材なのです。

※旭松食品㈱調べ

おいしく糖質カット

さまざまなレシピを
無理なく糖質カット

高野豆腐は穀類やいも類などと比べて糖質の量が非常に少ない食材です。
糖質とは、エネルギー源として私たちのからだに必要な栄養素のひとつですが、摂り過ぎることで糖尿病や肥満に繋がる恐れがあるとされています。お菓子やパンづくりのときに高野豆腐を一部小麦粉の代わりに使うと、無理なく糖質カットをサポート。肉などと合わせて使うこともできるので、アレンジ次第でさまざまなレシピに応用できます。

小麦粉・大豆との糖質量の違い
  • ※日本食品標準表示成分表2020年版(八訂)より
  • ※高野豆腐は旭松食品(株)調べ

第6回健康寿命をのばそう!アワード
「厚生労働省健康局最優良賞」受賞

高野豆腐に含まれる塩分を独自技術により約95%低減に成功し、これにより当社では年間約40tの塩分削減を実現しました。
この技術革新と減塩活動への取組が評価され、生活習慣病予防分野での受賞となりました。

レジスタントたんぱく質の驚き!?の作用

高野豆腐が健康に良い理由として、欠かすことのできない栄養成分が「レジスタントたんぱく質」です。
たんぱく質の一部で分解されにくいレジスタントたんぱく質は、たんぱく質のなかの約3割を占め、
身体に吸収されにくく食物繊維に似た働きをします。
高野豆腐が健康に良い理由について、旭松食品の研究所がこれまで数々のメカニズムを解明してきました。

高野豆腐がレジスタント
たんぱく質を多く含む工程と
その理由

  • 工程01

    圧縮 豆腐形成

    高野豆腐の原料豆腐は、木綿豆腐に近い製法で製造されますが、そのプレス圧が強いことから、たんぱく質同士の結びつきが強くなり、レジスタントたんぱく質が形成されます。(図1)

    図1:強い圧縮成型により、レジスタントたんぱく質形成
  • 工程02

    凍結

    高野豆腐製造工程の凍結は緩慢凍結(ゆっくり時間を掛けて凍らせる(図2))です。一般的に凍結速度がゆっくりになると氷結晶(凍結によってできる氷の結晶)のサイズが大きくなることが知られています。大きな氷結晶によってたんぱく質が押され、結合が強くなることによってレジスタントたんぱく質が形成されます。

    図2:一般的な冷凍食品との違い
  • 工程03

    低温熟成

    高野豆腐は、凍結後に約-2℃の環境で3週間もの長い間熟成されます。この間に凍結で形成された氷結晶がさらに成長し、より多くのレジスタントたんぱく質が形成されます。(図3)

    図3:低温熟成時間とレジスタントたんぱく質増分

このように、高野豆腐は長い時間・工程をかけてつくられることで、
レジスタントたんぱく質が形成されることがわかってきました。

高野豆腐の最新健康機能性
研究紹介

高野豆腐が持つ数々の健康機能性が報告されています。